連日稽古に参加してもいいし
連日休んでもいい。
(語弊がありますがお許しを・・)
「今日は休みます」
という類の連絡も要らない。
休もうと思えばチョロい(すみません)。
これに甘んじたい息子と
「頑張らんかいっ!」と思う親。
この温度差が痛い。
何も考えず(息子達、ごめん)
送り迎えつきで
ただ楽しく空手ができる環境はそうそうない。
そのうち部活やら受験やらもろもろで
時間が足りなくなってくるハズ。
それまでに思い切り空手を染み込ませたいと願う。
しつこく言うのもいけないけれど
TVなんかと天秤されるとちょっとなぁ・・・
親の心、子知らず。
その逆もアリ。
空手を好きで居続けてくれればいい・・かな。
「敬語が使えるのに驚きました」
先日の個人面談で先生から言われた言葉。
小学二年生から三年連続になる。
息子が敬語を耳にするのは道場。
周りで飛び交う先輩の敬語を聞いているんだろう。
「きちんとした敬語を使っています」
そう言ってもらえるのも先輩のお陰。
感謝。
4歳で入門した息子。
昇級審査は年一回のお楽しみだった。
兄とは違ってなかなかもらえない受審の紙に
「またおれだけなかった」と泣いた事もある。
初めての筆記審査のときは自宅で何度も練習した。
道場訓をひらがなでプリントしてそれを見ながらの練習。
心もとない字だが結構うまく書けていた。
そして迎えた筆記審査の時。
一つだけ書くことになっている道場訓を
時々上を見上げながら頑張っていた。
「間違っとったって」
息子が差し出した用紙には
「ひとつ、はれはれはしんしんをれんまし
かっこふばつのしんぎをきやめること」
と書いてあった。
「われわれわ」には気をつけていたけど
まさか「はれはれは」がくるとは思ってなかった。
新一年生、注意!
稽古の最中にふざけだした息子を発見。
「遊ぶんじゃないっ!!」
立ち上がり両手でバッテンを作り子供へ合図をしていると
師範と目が合ってしまった。
そのまま近づいて来られ
「指導者よりも親の反応を気にするようになるから」
と諭された。
そして
「まさか家でも空手の指導をしていませんよね?
指導している事が分かったら
あそこ(道場の真ん中を指差す)で
それをしてもらいますよ」
優しい顔のまま「本当ですよ」と補足された。
入門まもない頃は右・左が逆になることも多く
保護者席から”違う、こっち!”などジェスチャーをしていた。
そうすると不安な所では助け舟を求めて目が向いている。
子供は目が向くと体もこっちを向く。
そのうちだんだんと何かあるごとに見るようになる。
おぉ~、やばいやばい。いけない連鎖が・・・
道場の真ん中で出来ないピンヤン1をしている自分を想像して
背中がヒヤリ。
今でもそのルールは生きている・・・と思います。